すそわきがチェック項目の詳細

 すそわきがチェック表の内容をもう少し詳しく見ていきましょう。

 

すそわきがチェックがまだの方は、まずはこちらのすそわきがチェックからどうぞ。

 

冬でも汗が多い

 汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類があります。エクリン汗腺は手の平や足の裏をはじめ全身に分布し、主な機能は、体温調節のための発汗作用や皮膚の乾燥防止です。したがって、気温の低い冬でも大量の汗をかく場合は生理反応とは一言えず、多汗症の疑いが強いということが言えます。

 

耳アカがいつも湿っている

 2種類ある汗腺のもう一方であるアポクリン汗腺は、肢の下や乳首、おへそのまわり、陰部、そして耳の穴という、特定の部位に分布しており、本来の機能は性的アピールであると言われています。ワキガの原因は、このアポクリン汗腺が活発に活動しているからなのです。
 そこで、なぜ耳アカが乾いているか湿っているかがチェックポイントになるかというと、耳アカのたまる外耳道には汗腺であるエクリン汗腺がないからです。にも関わらず耳アカが湿っているということは、外耳道にアポクリン汗腺が多いということです。

 

毛深い

 外耳道にアポクリン腺が多いということは、脇の下にもアポクリン腺が多いと考えていいでしょう。アポクリン汗腺は体毛の毛根部に閉口しているため、毛深い人はそれだけアポクリン汗腺が多いと言えます。
また体毛が多いということは、汗や皮脂が毛にからみ、いつまでも皮膚に付着していやすい環境です。細菌の温床になりやすいので、それだけニオイが強くなります。毛深い人がすべてすそワキガ体質であるとは一言えませんが、その確率は高いと言えるでしょう。

 

脂性である

 アポクリン汗腺は、性ホルモンの刺激によって活発化します。皮脂を分泌する皮脂腺も、同様に性ホルモンの影響を受けているので、脂性、すなわち皮脂腺が活発であることは、アポクリン汗腺も活発に働いていると考えられます。この場合ももちろん、脂性の人がすべてすそワキガ体質とは限りませんが、可能性が高いと考えられる要素の一つです。

 

肉類や油っこい食べ物が好き

 すそわきがと食生活には密接な関係があります。動物性の脂肪やタンパク質、揚げ物などの油脂類を大量に摂っていると、過剰な栄養分は皮下脂肪として蓄積され、その結果、アポクリン汗腺や皮脂腺を刺激して活動が活発になり、分泌物も多くなるのです。
また、肉類や脂っこいもの、甘いものには体液を酸性にする作用もあり、すそワキガ体質でなくても体臭や汗の臭いがきっくなることがあります。

 

緊張や興奮をすると汗ばむことが多い

 気温が高い場合だけでなく、精神的な緊張を受けると汗をかきます。いわゆる「手に汗握る」状態ですので、これ自体は正常な生理的現象です。しかしあまりにも大量の汗をかく場合には、多汗症の疑いがあります。多汗症はワキガと別ものですが、密接な関係がありますから、やはり注意が必要でしょう。

 

自分で自分のニオイがわかったり、彼や夫からニオイを指摘されたことがある

 これも、すそワキガのニオイなのか単なる汗臭いだけなのか、見極める必要があります。また、遠慮せずにものを言ってくれる人間関係の有無によっても状況は異なりますから、他のチェックポイントと合わせた判断が望まれます。
指摘してくれる人がいる場合は、より清潔を心がけてみて、軽減されたかどうかを聞いてみるチャンスもあるわけですから、もしも軽減されない場合は、やはり専門医の診察を受けたほうがいいでしょう。