ワキガ体質の人の割合

 あなたは「ワキガ」や「多汗症」について、どのくらい正確にご存知でしょうか?

 

不安は抱えつつも、気恥ずかしきゃ治療に関する間違った認識によって、専門医に相談するのをためらう方は多いでしょう。また、身体的苦痛を伴う症状がないだけに、いざ治療を受けようと思っても、「さすがに手術までは、ちょっと大袈裟かな?」と踏みとどまってし
まう方も多いようです。
他の病気のように、体の機能を損ねたり、ましてや命に関わる局面などはありません。
けれども、多過ぎる汗や強いニオイは、対人関係のうえで大きなデメリットとなり得ます。学校でイジメの対象になってしまう場合もあり、中には痛ましいことに死を選んでしまった十代もいます。好きな人ができても告白する勇気が持てなかったり、その距離を縮める
ことができなかったり。場合によっては、希望する職業につけないといったことも往々にしてあるのが現状です。

 

欧米であれば、かなり事情は違うのです。欧米人にはワキガ体質の人の割合が多いため、体のニオイに対して寛容です。着物にお香を焚きしめて、残り香や移り香を愛おしむといった日本古来の文化と比べて、トイレ事情などから生じる不快な臭いをカバーするために香水が発達したのが西洋の文化です。

 

海外では、ワキガよりもむしろ多汗症で悩む人の方が多いようです。体臭やフェロモンという丈化的認識の違いもあるかも知れません。そもそもワキガの原因であるアポクリン汗腺は、体温調節には関与せず、性的アピールの機能として存在していると考えられます。
ところが、日本ではワキガ・多汗症体質の人が少数派のため、より敏感に反応され易いようです。
これに追い打ちをかけているのが、近年の「清潔指向」「消臭指向」です。多少のニオイや汗にも嫌悪感を顕わにする傾向があります。ごく普通の中高生が、制汗スプレー剤などをいつも持ち歩くようになりました。体のニオイに関する話題は非常にデリケートな問題のため、タブ1視される傾向にあり、仲のいい友人でもなかなか指摘しづらい状況にあります。携帯電話の普及によって、日に何度もメlル交換する相手は何十人もいても、こうした悩みを打ち明けられる友達は極端に少なくなっているのも最近の傾向のように思えます。
「自分はワキガ・多汗症ではないか?」と思いながらも、確固たる確信が持てず、ひとりで悩みを背負い込む人が多いのはそのためでしょう。最近では、このように悩んでいるのは若い人ばかりでなく、60歳以上の方が全体の20%にも達しています。私が「ワキガ・多汗症」についてのきちんとした知識を広める必要を痛感しているのは、こうした背景があるからなのです。

 

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